娘が交通事故の被害者になった時の体験記
- 2022.04.01
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長女が運転歴2年目で交通事故に巻き込まれました。数分前に次女と姪っ子を乗せ出かけて行ったはずの長女からの着信。どうかしたのか?と思い電話を取ると次女の声で、「お姉ちゃんがお姉ちゃんが。。」事故現場が近くだったので、その後詳しいことは聞かずに自転車で急坂を登って行くと前方に娘の車が見えました。慌てて駆け寄ると運転席側がかなり損傷しており、え?娘は大丈夫なのか?と周りを捜すと車の左前方の歩道にその姿がありました。顔から血が流れてはいましたが、車の損傷から考えると生きていてよかったと思えるほどでした。対向車がセンターラインをはみ出して追突したということで、過失は100%加害者側にありました。長女はもちろん、次女と姪っ子は外傷はありませんでしたが念のため救急車で病院に向かいました。長女が左鎖骨にひび、唇も腫れ顔も傷を追いました。過失が100%相手にある場合には、相手の保険会社と直接の交渉になります。ネット型保険でしたので、全て電話での応対でした。こちらも不慣れだったので、医療費、車内品の賠償金、車の賠償金、この辺までは私が行いましたが、事故の際に外傷はないけれども鼻の下が、どうも違和感があり触った時に感覚が無いと長女が訴えます。相手の保険会社にも訴えますが、なかなか医者の診断書が無いと、その部分の補償は難しいということでした。提示された保証額がどうしても納得できなかったので、自動車事故の対応をやっている友達に聞いてみると「弁護士を通すと全然補償金額が違うよ」と教えてくれたので、ここで弁護士特約に入っていた事に気がつき、その後の交渉をお願いしました。手続きは一度弁護士事務所に伺い、事故の概要などを説明した後は、全て弁護士さんが交渉をしてくれました。初めから全てお願いしておけば良かったと後悔しました。実は娘の自動車保険に入る時に今回相談した友達が「弁護士特約だけはつけといた方が良いよ」とアドバイスをもらっていたのです。後から調べて知った事ですが弁護士特約は家族の誰かが契約をしていれば他の車で事故を起こした時に使えるんです。この事故を通して、たとえ相手が一方的に悪かったとしても事故は割に合わないという事です。時間と労力を取られ、痛みも職場への罪悪感も持ってしまったり良いことは一つもありません。お互いスピードが出ていなかった事が唯一の救いで、一歩間違えていれば、大事な家族を失うところでした。そしてもう一つアドバイスできるとすれば、万が一に備えて弁護士特約はオプションでもつけておくのが良いと思います。事故後の交渉を自分でやるのは大変です、専門家である弁護士さんはやはり頼もしい存在です。