過失割合で揉めて弁護士へ相談
- 2023.09.01
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私の友人から聞いた話です。交差点で出会い頭に自動車同士が衝突する事故に遇い、お互いに自分の保険会社へ連絡し、保険会社同士の話し合いに解決を任せることにしたそうです。相手の方に一時停止標識のある交差点だったため、相手の方は事故当初友人に「自分の方が悪い、申し訳ない」と言っていたにも関わらず、相手の保険会社は友人にも2〜3割は責任があると言ってきたそうです。友人は納得がいかないとのことで断固として認めず、また首や腰が痛いということで病院にも通っていたようです。そのうちに車の修理が終わり、修理費をどちらがいくら支払うか決めなければならなくなりましたが、なかなかお互いの責任の割合が決まらず、相手保険会社の主張に納得がいかなかった友人は自分の保険会社に相談し、交渉を弁護士に任せることにしました。弁護士が交渉しても相手の保険会社がなかなか折れず、結局友人が2割の責任は認める形で先に物損の示談が成立しました。けがの補償についても友人は半年くらい通院を続けていたそうですが、相手の保険会社から半年経過したとのことで一方的に治療を打ち切られるなどしたため、けがの方も弁護士に交渉して貰うことにしました。結果、その後も3ヶ月くらい自分で治療費を立て替えて通院を続け、その分も相手の保険会社に請求する形で弁護士に交渉してもらったところ、最終的に打ち切られた後の3ヶ月分についても治療費や交通費、慰謝料などを認めさせる形で示談が成立したそうです。2割の責任は取られましたが、それ以外は概ね自分の主張が通ったということで友人は満足している様子でした。